
大事なお身内または近い方を亡くしたあとは、大きな喪失感や悔悟などさまざまな感情に揺れ動いたりす、どこで何をしているのか迷いや不安が募ることあります。
また人によっても長くそういった状態とお付き合いしなくてはならないかもしれません。

しかしそれは人として正常な反応であり、古来多くの宗教・仏教でもそれぞれの世界観や信仰を練り上げ、残された者にとってのお弔いの作法や儀礼を大事にしてきました。
動物はもとより、いのちあるもの全てが、大きな智慧と慈悲を悟られた仏さまが、最大の尊厳を持って救わんと働かれています。
私たちが個人を思慕し供養すると同時に、すでに仏さまと同じ悟りを得られた故人さまから、私たちは仏道に向かっておくれといつも願われているのだと思います。
近年は、都市化高齢化が進み、仏縁をいただく機会も少なくなりました。
さまざまなご事情をお抱えになったご遺族様もおられることと思います。
まことに微力ながら、私どもは皆様から仏事法要についてご依頼ご相談をお受け致しております。
ただし、すでに菩提寺をお持ちの方またはお近くに同じお西のお寺がおありの方は、まずそちらのお寺様にご相談ください。
特に、お通夜お葬儀に関しては急なことも多いので、普段からご相談されることをお勧めします。 その上でおつとめ、お参りのご依頼にあたっては、以下の点をあらかじめご了解ください。
なお、リモートでも対応可能です。

・勤行は浄土真宗本願寺派(通称お西)のお勤めです。
・私どものご本尊は阿弥陀如来様で、「南無阿弥陀仏」(なんまんだぶつ)のお念仏を称えます。
・一般在家としての仏事は(報恩講などを除いて)、故人の月命日、年忌法要、またはお彼岸やお盆の時期に営まれることが多いですが、時期が前後にずれても差し支えありません。
・グリーフ(悲嘆)ケアーとして、葬儀後には七日参り(原則、亡くなった日を1日目として七日ごと毎週、七週目まで)や満中陰(忌明け)法要を通じて、さまざまなお話や仏事などご不明点・ご相談もお聞きします。
・上記それぞれ、読経に関してのご懇志(お布施)の額は明示致しません(交通費、賄料などは別途申し受けます)。ご用意いただけるお志で結構ですが、ご心配な方はお問い合わせください。
